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田村 浩司; 大場 正規; 有澤 孝
Applied Optics, 32(6), p.987 - 991, 1993/02
被引用回数:4 パーセンタイル:32.52(Optics)斜入射型共振器を用いた、チタンサファイアレーザー(TSL)により、ルビジウムの同位体(Rb,Rb)を選択的に励起、電離した。電離は2波長2段階で行い、選択励起にはTSLの基本波出力(~780nm)を、電離にはYAGレーザーの第3高調波を用いた。TSLの波長を掃引してルビジウムの蛍光、吸収スペクトルを測定したところ、2つの同位体の同位体シフトと、各同位体の超微細構造を分離して検出することができた。2段目レーザーを入射させて、イオンシグナルの波長依存性を測定したところ、各同位体が選択的に電離されていることがわかった。又、2段階のレート方程式により、光イオン化プロセスの解析を行った。これらにより、TSLにより、ルビジウムの同位体分離が可能であることが示された。
田村 浩司; 大場 正規; 有澤 孝
Laser Advanced Materials Processing,Vol. 2, p.1257 - 1262, 1992/06
斜入射共振器を用いた、チタンサファイアレーザー(TSL)により、ルビジウム同位体(Rb,Rb)を選択的に励起、電離した。電離は2波長2段階で行い、選択励起にはTSLの基本波出力(~780nm)を、電離にはYAGレーザーの第3高周波を用いた。TSLの波長を掃引してルビジウムの蛍光、吸収スペクトルを測定したところ、2つの同位体の同位体シフトと、各同位体の超微細構造を分離して検出することができた。2段目レーザーを入射させて、イオンシグナルの波長共存性を測定したところ、各同位体が選択的に電離されていることがわかった。これにより、TSLによりルビジウムの同位体分離が可能であることが示された。
五十嵐 寛; 加藤 功; 高橋 武士
PNC TN8410 91-274, 18 Pages, 1991/11
高レベル廃液中の準揮発性元素であるRu,TcおよびSeに対し、ガラス固化プロセスでの挙動を把握するため、トレーサを添加した模擬廃液の連続仮焼試験を行い、各元素の揮発率について800Cまでの温度依存性を評価した。さらに、Ruについては、バッチ仮焼試験を実施し、蒸発から仮焼が終了する500Cまでの各温度領域に対する揮発率を評価することにより、温度依存性をより明確にするとともに、硝酸による影響について評価した。トレーサ試験では、TcおよびSeの揮発率は、温度の上昇とともに増加するが、Ruについては、温度が高くなるほど低下する結果が得られた。また、バッチ試験では、硝酸濃度にかかわらず、仮焼時のRuの揮発量の多くは、200300Cの温度域における揮発によるもので、300C以上での揮発量は僅かであることが判った。
山本 隆一*
PNC TN8410 90-030, 143 Pages, 1990/03
高速炉使用済燃料の溶解性、不溶解性残渣の性状及び抽出等に関する基礎データを取得する。本報告書は、高レベル放射能性物質研究施設(CPF)において平均燃焼度54,100MWd/t冷却日数約2.0年のC型特殊燃料棒4本を用いた第13回ホット試験の結果を取りまとめたものである。主な成果を以下に示す。(1)せん断 せん断工程におけるSUP85/Krガスの放出割合はORIGEN計算値に対し約60%であった。特にプレナムせん断時の最初のせん断で、ほぼ全量が放出され放出率が高くなっている。(2)溶解 溶解は初期硝酸濃度4.7M、溶解温度B.P(約103度C)、加熱時間12時間でほぼ全量溶解した。燃料中からSUP85/KrガスはORIGEN計算値に対し40%が放出された。(4)小型溶解 小型溶解試験で各パラメータをふった試験を実施した。1.硝酸濃度が高い程、溶解温度が高い程溶解速度が早くなり溶解時間が短くなる。また、硝酸濃度の違いによる溶解速度は初期硝酸濃度の1.3乗に比例する。2.C型特殊燃料棒では高燃焼度(63200MWd/t)の方が低燃焼度(41000MWd/t)の1.2倍の速度で溶解した。(4)清澄(不溶解性残渣の回収)不溶解性残渣の回収重量は1.1gであり、燃料総重量の0.28%であった。また、残さ粉末の量はこれまでの試験結果に比べ少なかった。(5)抽出 抽出工程の共除染・分配試験ではRETF基本フロー確証を主目的とした試験を実施した。1.タブルスクラブを行うことにより、Ruの除染係数が3xl0/SUP4から4x10/SUP5に改善された。2.HAN単独(ヒドラジンを併用しない)とHAN-HDZ(ヒドラジン添加)を比較してみると、HAN単独でのDF/SUBpu(Uプロダクト液中のPu)は2.7x10/SUP5、HAN-HDZでは4.0x10/SUP4であった。このことからHAN単独、HAN-HDZの分配性能は大きく変わらなかった。
柴部 禎巳; 葉田 可林
Radioisotopes, 33(9), p.606 - 609, 1984/00
イネ幼植物のイオン輸送について、その過程が能動輸送によるRb、受動拡散によるCa、特異輸送であるGeの各イオンにたいするDOの効果をしらべた。イネの各イオン吸収は、輸送系の種類をとわず、DOにより抑制された。このDOによる抑制作用は、植物体内でのイオンの移行過程ではDO濃度が増加するにつれて増大した。しかし、吸収液から根細胞へのイオン吸収過程では、この抑制作用のDO濃度依存性は、Rbの例をのぞき、はっきりしなかった。DO系におけるイネのイオン輸送は、植物体内におけるHOとDOとの置換(交換)過程と拮抗していて複雑な挙動をしているものと推定した。